【あえて！】見せる収納

今回はあえて見せる収納のお話です。

ちなみに本棚収納については

https://www.r-maid.com/2020/03/31/9990/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/

に執筆しました！

見せない収納はこちら

https://www.r-maid.com/2019/06/17/6843/rmaid/

収納は基本的には

・見せない

・何もない（ように見える）

が原則です。

しかし、

そればかりだと無機質な空間になってしまいます。

（ちなみに、私は学生時代に断捨離にはまってしまい

少しずつモノが減っていく部屋を見た友人から

「引っ越すの？」と心配されていました）

なので、理想は

・これをみてほしい！！！と思ったもののみを置く

ことです。

例えとして適切かはわかりませんが、

カバンなどのブランドショップをイメージしてみましょう。

まるで

「たくさん売る気なんてないよ」といわんばかりに

モノが少なく思えませんか？

展示されている品々も、お店が

「今はこれが売りたいんです！」

という思いの見えるものしか置いてありません。

格安！を売りにしているお店は逆に

所せましと商品が並んでいますよね。

お店だったらそれもいいのですが・・・。

さて、あなたの部屋はどうでしょう。

「見せる」収納は難しい

「全然本題に入らないな？」と思った方、いるかと思います。

お店の展示方法まで引き合いに出してまで

「物は少なくしないと！」とお伝えしているのには意味があります。

つまり、

モノが多いと目立たせることはできない

のです。

仮に今お持ちのものが全て白色で

お気に入りのぬいぐるみだけは赤色、というのなら話は別ですが

大多数の方はそうではないのです。

さきほどのブランドショップの例でいえば

もし

「今買ってほしい新作のカバン」

と

「いつでも買えるトートバッグ」

「去年話題になったリュック」

「お買い得！3枚で1000円のハンカチ」

が同じ棚に隙間なく並んでいたらどうでしょう。

お店の売上には、もしかしたらプラスになるかもしれませんが

まず間違いなく「新作のカバン」は

埋もれてしまいます。

「いつでも買えるトートバッグ」、「去年のリュック」

と同じ棚に並んでいては

見る人は

「新作のカバン」に気が付かない可能性すらあります。

そのうえ、「お買い得のハンカチ」まであるのですから、

いよいよ「何がメインなのか」がわかりません。

ブランドショップの例だと滑稽に思えることでしょう。

しかし、普通のお部屋だとわりとありがちなのです。

「お気に入りのぬいぐるみの隣にもう読まない本」とか

「こだわりのソファーの隣に埃だらけのトレーニング器具」とか。

もちろんご本人が気にしていないのであれば問題ないのです。

お部屋に正解というものはないので。

これを読んでくださっている方で、

見せる収納上級者を目指している方がいれば

意識してみてください。

見せる収納①空間を出す。

本棚の一番上を完全に開け、お気に入りのものだけを置いています。

しかしここまでやるのはちょっと・・・という方向けに

ご紹介するのが次のテクニック。

見せる収納②覆う

ここには文房具類や薬の入った箱が置いてあるのですが

それらは普段から使うわけではないので

こうして覆って隠しています。

この時大切なのは

覆うものが「お気に入り」であること。

「みせる」ものを使って

「みせない」収納をしています。

見せる収納③収納自体が「お気に入り」

考え方は先ほどの「見せるものを使って見せない収納をする」と

少し似ているのですが

収納自体をお気に入りのものにしてしまうという作戦があります。

つまり、

「お気に入りの食器棚」

「お気に入りの収納ボックス」

「お気に入りのお菓子の空き箱」

というイメージ。

家具自体にこだわっている時間や手間はないし・・・

と思いがちですが

100均リメイクシートでお手軽にDIYが出来てしまいます。

お好みの柄のリメイクシートを選んで、貼るだけです。

もう少し余力のある方であれば

自分で棚を作ってしまうという手もあります。

昨今、DIYが流行ってきていますので

案外簡単に必要な情報にたどり着けます。

ホームセンターでは木材を希望のサイズにカットしてくれるサービスも

ある場合がありますので

利用してみましょう。

自分で手を加えたものであれば

それだけ愛着が持てるかなと思います。

家具や収納からこだわる場合の注意点なのですが

まず中身が見えないものがおススメです。

家具自体を目立たせるためには

まず目線が家具に行くように

しなければなりません。

中が見えてしまうと最初に目線が行く場所は

中のものになってしまいます。

さらに、家具、収納自体も

あまり柄の強いものだと

部屋全体の雰囲気から浮いてしまいます。

柄の多いものを用いるときは

他の家具の柄とあっているかなど確認しましょう。

・・・何度でもお伝えしますが

見せる収納は上級者向けです！

まずは減らせるものから探しましょう。

最初はこうしよう！と思っていたのに

モノを減らすうちに方向性が変わるかもしれないです！

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