このブログでは「掃除に役立つ調味料」として何度もお酢が登場しています。
汚れた部分にお酢をふりかけて拭くととてもキレイになる、もしくは重曹の代わりにお酢を用いるという方法も紹介しました。
今回はお酢以外にも掃除に役立つ調味料として塩を紹介したいと思います。
お清めの際の道具としても知られている塩ですが、家庭内の掃除をするときに意外にも非常に役に立つ調味料だといえます。
前回は「汚れた水分を吸い取る」というのと「煙草の灰を吸収する」という使い方を書きました。
これは主に塩の浸透圧を掃除に用いて汚れを除去する方法です。
他には研磨作用も塩の代表的な効用です。
試しに焦げつきがある鍋に塩を振りかけて放置しておいてください。
数時間後にこすると焦げつきが簡単に取れるようになっています。
キッチンで何度も鍋の焦げをこすったことがある方には、朗報ともいえるような簡単な方法です。
また塩にはぬめりを取る作用があることも忘れてはいけません。
タコを料理する時に「塩揉み」ということをするのと同じです。
調理でも掃除でもぬめりを取るには塩がいいということですね。
ちなみに盛り塩による風水の作用というものがありますが、本来盛り塩は牛に乗ってくる権力者を呼び寄せる風習が元になったので(牛が塩をなめたがる)、掃除とは関係がないものだと書いておきましょう。