ハーブを自分で育ててみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、初心者におすすめの品種、料理での活用方法などをご紹介していきます。
ゴキブリ対策についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
■初心者におすすめの品種
ハーブには、たくさんの品種があります。
家庭栽培が初めての方は、まずは育てやすいものからチャレンジしてみると良いでしょう。
初心者におすすめのハーブの品種は以下の通りです。
1.パセリ
調理の付け合わせでお馴染みのパセリは、初心者でも扱いやすいハーブです。
見た目は葉が鮮やかな緑色で、ふんわりとした形をしています。
カロテン、鉄分、ビタミンCなどが多く含まれており、体にとても良いハーブなのです。
口に入れると、特有の香りや苦みが感じられます。
独特の味に抵抗があるという方は、苦みがマイルドなイタリアンパセリを育ててみるのも良いでしょう。
ご家庭でパセリを育てるコツは、種撒きのタイミングです。
気温が暑すぎず、かつ寒すぎない時期に種を撒くと良いでしょう。
関東エリアにお住まいの方であれば、4月から5月頃、9月から10月初旬頃が種まきのベストタイミングです。
パセリは、乾燥に弱い面がありますので、直射日光を避けて、半日陰で育てるようにすると良いでしょう。
2.ミント
爽やかな香りが楽しめるミントも、初心者におすすめです。
地下茎でどんどんと増えていきますので、簡単に育てられます。
ただし、生命力が強すぎて、想定外の繁殖をしてしまうケースもあります。
庭がミントだらけになってしまわないように、仕切りを設置したり、プランターを活用したりすると良いでしょう。
種撒きに適した時期は、3月中旬~5月下旬頃、もしくは9~11月頃です。
初心者は、種ではなく苗を買ってきて植えるのも手です。
直射日光を避けて、日当たりと風通しが良い場所を選んで植えると良いでしょう。
3.ラベンダー
可愛らしいお花を観賞したい方にはラベンダーがおすすめです。
4月~7月の開花時期になると、紫色の小さな花を咲かせます。
ピンク色、青色、白色などの花が咲く品種もあります。
ラベンダーの種撒き時期は、3月中旬~4月上旬頃、もしくは10月頃です。
風通しと風通しが良い場所を選んで植えると良いでしょう。
■料理での活用方法
ご家庭で育てたハーブはさまざまな料理に活用できます。
パセリやバジルなどのハーブを添えるだけでも、料理がよりおいしそうに見えるでしょう。
パセリやバジルを刻んで、パスタやサラダにあえたり、スープ料理に使ったりなど、いろいろなアレンジが楽しめます。
ミントは、アイスクリームやヨーグルトなどのデザートのトッピングにうってつけです。
摘み取ったミントの葉の上に熱湯を注げば、爽やかなハーブティーも味わえます。
■ゴキブリ対策として
ハーブを育てる際に、害虫が発生しないかが気になるところでしょう。
ローズマリー、ミント、タイム、セロリなどのハーブはゴキブリを寄せ付けないと言われています。
家庭でこれらのハーブを育てれば、ゴキブリ対策になることでしょう。
キッチンにゴキブリが発生して悩んでいる方は、小さなプランターなどを使ってキッチン栽培をしてみるのも手です。
反対に、バニラビーンズやアニスなどのように甘い香りがするものは、ゴキブリを寄せ付けやすいと言われていますので、注意が必要です。
■まとめ
初心者に育てやすいハーブは、パセリ、ミント、ラベンダーなどです。
特にミントは生命力が強いため、日当たりが良い場所に植えておけば勝手に繁殖していきます。
収穫したハーブは、料理の付け合わせのほか、スープ、デザート、パスタなどさまざまな料理にアレンジできます。
お湯を注ぐだけで、ハーブティーを味わうことも可能です。
ローズマリー、ミント、タイムなどは植えておくだけでゴキブリ対策になるというメリットもあります。
好みのハーブを選んで、ぜひ家庭栽培にチャレンジしてみてください。