こんにちは!アールメイドでございます。
本日は、粗熱を取ることはなぜ大事なのか、ご紹介していきます。
粗熱を取るとは
粗熱を取るというのは、完全に冷ますということではなく、アツアツなお料理を冷ますという意味です。
なぜ粗熱を取るの?
粗熱を取る理由は「雑菌の繁殖を抑える」ことを予防するための行為です。
保存容器に移す際、ラップや蓋をすると水滴がつきますよね。その水滴が雑菌やカビの元になるのです。
熱が冷め、水滴を拭き取ってから保存をすることにより、料理の味が落ちない、雑菌が繁殖しづらい状況が作れ、作り置きも長持ちします。
粗熱が取れたと判断できる基準は?
粗熱が冷めるまでのスピードは、使用している食材や調理工程によって異なるため、明確な基準はありません。
しかし、目安として、調理直後のアツアツな状態から、手で触ってぬるいと感じるぐらいまで冷めたらOKというものがあります。
冷蔵庫で保存をする場合は28-30度ぐらいが最適と言われています。
※冷蔵庫にしまう際は、蓋の水滴などを拭き取ってから収納してください。
スープなどはなかなか熱が冷めづらいですが、お玉などで時々かき混ぜてあげると早く熱が下がります。
難しい粗熱を取るという作業、まずは水滴を拭き取るところから始めてみてください。
その一手間が、作り置きのお料理を美味しくしてくれます。