家事をしたくない！家事が嫌いになる心理・原因とストレスを減らす方法

料理や掃除をしなければいけないと思うほど、気が重くなる人も多いのではないでしょうか。家事をしなくてはいけないと理解していても、やることがあり過ぎると考えるのも嫌になってしまうものです。

実は家事が苦手でも、上手に手を抜くことができれば、ストレスを軽減できます。

この記事では、家事が嫌いになる心理と原因について解説します。また、「家事は嫌だけどやらなきゃいけない……」と思ってしまう方の心を軽くする方法も紹介しています。ぜひ最後までお読みください。

家事が嫌い！家事をしたくない人の心理とは？

家事が好きな人はあまり見かけず、家事をしたくない声は頻繁に聞きます。自分の親が家事を嫌々している姿を見て、家事そのものに悪い印象を抱いてしまっている方もいるのではないでしょうか。

家事には、ここまでやれば終了、という明確なゴールがありません。終わりがないことを毎日繰り返すことは、大変な気力と労力を要します。

家事は労働でありながら報酬がありません。夫婦共働きやひとり親の家庭では、仕事と育児もこなさなければならず、家事は必要最低限をこなすだけで精一杯ということも少なくありません。

夫婦での家事分担がうまくいかないケースもあります。一昔前の日本では、家事は主婦がやるもの、というのが一般常識でした。その意識が現在も残っており、夫婦共働きの家庭でも、妻が家事を多く担っている傾向にあります。そのため、家事を「やらされている」と感じる方もいるようです。

家事は主婦だけの仕事？家事が嫌いになる原因

料理や掃除など、家事そのものが嫌いな人も少なくありません。

夫婦共働きが増え、夫婦で家事を分担している家庭もありますが、妻一人が家事を負担している場合もあります。山のような家事を一人でこなすような環境では「家事を押し付けられている」と感じてしまっても無理はありません。

なかには「掃除は嫌いだけれど、主婦だから……」と仕方なく家事をしている方もいるのではないでしょうか。家事にはさまざまな種類がありますが、嫌いなものが一つでもあるとモチベーションを維持するのは難しくなります。

料理や掃除、洗濯にゴミ出しなど、次から次へとやることがあるため、なかなか休むことができません。自分の時間を割いて家事を頑張っていても、誰からも気付かれず、褒められることがないような環境では、家事を嫌いになっても不思議ではありません。

家事嫌いを克服！心を軽くする3つの方法

「好きではないけど、私が家事をしなくちゃ……」という方におすすめの、家事の手抜き術を紹介します。家事にはゴールがありません。だからこそ、適度に折り合いをつけて、心のバランスを保つことも大切です。

掃除も料理も完璧を目指さない

すべての家事を完璧にこなすには、大変な労力が必要となります。

重たい掃除機ではなくモップやフローリングワイパーを使うと、隙間時間でサッと掃除ができます。また、食事にはスーパーの総菜を取り入れるのもよいでしょう。各作業の負担を減らしていくことは、家事の工夫の一つです。

便利な家電やクリーニングを活用する

便利な道具やサービスを頼って、家事の負担を軽くする方法もあります。

食洗機（食器洗い機）や掃除が楽になる家電を導入したり、染み抜きやアイロンがけなどちょっと面倒な洗濯物はクリーニングに出したりして、負担を軽減するのもよいでしょう。

買い物はネットスーパーで

買い物はお店に行かず、ネットスーパーで購入してしまうのもおすすめです。サイトによっては買い物ポイントが貯まりますし、重たい荷物を家まで運んでもらえるため、身体への負担も軽減できます。

また普段買い物にかけていた時間を別なことに使えるため、一日をより有意義に過ごすことも可能です。

家事代行サービスを活用！嫌いな家事は手放してしまう

家事はすべて自分たちでする必要はありません。忙しいときには、家事代行サービスを活用する方法もあります。

家事代行サービスは、家事全般をまとめて依頼できますが、生活スタイルに合わせて必要な家事だけをお願いすることもできます。

「今夜は仕事で遅くなりそうだから夕食の準備だけ」「水回りの掃除が苦手だからお願いしたい……」など、要望に合わせてプランをカスタマイズできるのも魅力です。

会社によってさまざまなプランがあります。どのような家事を任せるのか、料金はいくらになるのか、どの程度の作業をしてくれるのかは、事前によく確認しましょう。

普段家事に追われていると、なかなか自分の時間を作ることができません。家事代行サービスを生活に上手に取り入れて、心と時間にゆとりを作るのはいかがでしょうか。

まとめ

家事嫌いな人の心理と、嫌いになる原因、家事と折り合いをつけて生活する方法について解説してきました。

家事は「ここまでやれば終了」とゴールが決まっているものではありません。そのため、毎日決まった家事を繰り返すことに、うんざりしている方も少なくないでしょう。

毎日の家事は、心身ともに負担がかかります。自分一人で抱え込まず、適度に手を抜いたり休んだりすることが、長く続けるコツです。