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投稿日: 2024/03/01 作成者: アールメイド
煮切り酒という言葉をご存知でしょうか。お酒は飲めないから知らないという方もいることでしょう。もしかすると、言葉は知らなくても、日々の料理で行っているかもしれません。この記事では、煮切り酒とはなんなのか、どのように作るのか、活用事例などを紹介していきます。
和食を中心にした調理技法の一つに、煮切るという方法があります。これは、日本酒やみりんなどのアルコールを含むものを加熱してアルコール分を飛ばすことを言います。煮切り酒は、日本酒を煮切ってアルコールを飛ばした状態のものです。そのまま飲むのではなく、調味料の一つとして使うのが一般的です。アルコール分を飛ばすと、アルコールの独特の香りが弱まり、一方で旨みが強くなります。日本酒をそのまま使うのではなく、煮切り酒を加えることで、調味料や料理の味も深めることが可能です。お酒が飲めない方や弱い方、お子様などが食べる料理で味付けとして日本酒を使う時も煮切っておくと安心です。
煮切り酒は日本酒を煮切ったもので、煮切りみりんはみりんを煮切ったものです。みりんにアルコールが含まれているのかと、不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。調味料として販売されている料理用のみりんは、アルコール分は1%未満で、そのまま使ってもアルコールで酔う心配はありません。これに対して、本醸造みりんはアルコール度10%以上など、日本酒と変わらないアルコールが含まれていることがほとんどです。そのまま使うと酔っぱらってしまうことや風味が強すぎることがあります。煮切ることで、アルコールに弱い方やお子様もおいしくお料理を召し上がれます。
では、煮切るとはどのような方法で行うのでしょうか。ただ加熱すればいいのではなく、日本酒または本醸造みりんを鍋に入れて火にかけます。強火にして、ふつふつとしてきたら中火から弱火にしましょう。30~40秒ほど加熱を続けていくと、アルコールが蒸発していきます。鍋に入れた量の3分の2ほどの量になれば、煮切りが完了します。煮切り酒として必要な量がある場合には、あらかじめ量が減ることを想定して鍋に入れましょう。
調味料として日本酒を入れたい場合やお酒が弱い方やお子様が食べる料理は、日本酒をそのまま使うのではなく、火入れをした煮切り酒を使うのがおすすめです。めんつゆや天つゆをはじめ、酢の物や和え物に日本酒を使いたい時も、煮切り酒を使いましょう。多めに作って、冷ましてから冷蔵庫に保存しておけば、1週間ほどは使えますので、いろいろなお料理や味付けに活用できます。刺し身醤油などに混ぜれば、割り醤油として風味豊かな味わいが楽しめます。ほうれん草のお浸しなどは、出し汁ではなく、醤油を煮切り酒で薄めて使うことで、素材の味がより際立つのです。
煮切り酒は、日本酒を加熱してアルコール分を飛ばしたものです。アルコール成分が消え、まろやかな味わいとなり、お料理を引き立たせるのにも役立ちます。お子様が食べるお料理をはじめ、めんつゆや天つゆ、刺し身醤油や和え物などに利用しましょう。
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