家事や仕事などで手や指を酷使し続けると、トラブルが起こりやすくなります。
中には、ひび、あがぎれ、手湿疹などのトラブルで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は手や指をいたわるコツやおすすめの商品などご紹介してきます。
■酷使した手や指の状況 (ひびとあかぎれ 、手湿疹)
手や指を酷使したときに出やすい症状は、ひび、あかぎれ、手湿疹などです。
ひびが出ると、手や指がカサカサする場合や粉を吹いたように見えることがあります。
あかぎれは、表皮の奥にある真皮まで亀裂が入っている状態です。
かゆみ、痛み、腫れなどを伴うこともあり、悪化すると出血することもあるため注意が必要です。
手湿疹は、手のひら、手の甲、指などに腫れや水ぶくれが出る症状を指します。
かゆみや痛みを伴うケースも珍しくありません。
手湿疹は、医療従事者、飲食業者、美容師などのように、水仕事や薬品などを扱う機会が多い方に多いと言われています。
このようなトラブルが起こると、手や指を動かすたびに痛みが出たり、違和感が出やすくなったりするため、日常生活に支障をきたすこともあります。
見た目が気になって、ほかの人に手を見られるのが嫌だと感じる方もいることでしょう。
■まずは手洗い習慣を改善
手を洗う際にゴシゴシと力を入れて擦ると、皮膚がダメージを受けやすくなり、あかぎれや手湿疹となってしまうことがあります。
まずは、手の洗い方を見直してみることをおすすめします。
手を洗う際のポイントは、お湯ではなくて水で洗うことです。
お湯は、皮脂を必要以上に洗い流してしまうため、水で洗い流すのがおすすめです。
ハンドソープや石けんの見直しも必要です。
手や指のトラブルが出やすい方は、低刺激や洗浄力が弱いもハンドソープや石けんを選ぶと良いでしょう。
■市販薬で治す方法
わざわざ皮膚科へ行くほどではない症状の場合には、市販薬で治すのも手です。
市販薬を選ぶ際には、ヘパリン類似物質、ワセリン、尿素などの保湿成分が含まれているものがおすすめです。
かゆみが出ている時は、クロタミトンやジフェンヒドラミンなどが含まれている塗り薬を選んでみると良いでしょう。
■保湿の正しいやり方とおすすめの商品
手荒れを防ぐためには、保湿が大切です。
水仕事や手洗いの後は、ハンドクリームを使ってしっかりと保湿をしておきましょう。
特に空気が乾きやすい冬場は、手指が乾燥しやすくなりますので、こまめにハンドクリームを塗って保湿を心がけるようにしてください。
手や指の保湿におすすめの商品は以下の通りです。
・アトリックス メディケイティッド エクストラクリーム(医薬部外品)
有効成分のビタミンEとアラントインがあかぎれやひびを防いでくれます。
・健栄製薬 白色ワセリンソフト
ワセリンを塗ると、肌の表面に膜を作って乾燥を防いでくれます。
チューブタイプなので気軽に使いやすいでしょう。
■まとめ
手を酷使して、ひび、あかぎれ、手湿疹などの症状が出たら、まずは手の洗い方を見直すと良いでしょう。
トラブルを防ぐためには保湿が大切です。
手を洗った後や水仕事を終えたあとは、すぐにハンドクリームを塗って手指の保湿を行うようにしてください。