初夏はどうしても食欲がダウンしがちですよね。
そのようなときに、どのようなものを食べたらいいのか悩むところです。
しかし、暑さで体力を使うこのような時期だからこそ、しっかりと食べておく必要があるでしょう。
◆初夏に起こりやすい体の変化
初夏は、体に様々な変化が起こります。
日本の夏は高温多湿になるため、体に負担がかかります。そのため疲れやすく、倦怠感や食欲不振などいわゆる「夏バテ」という症状が起こります。
エアコンの使用により、外気との温度差もさらに体に負担をかけてしまいます。
また食欲不振により、水分ばかりとったり、偏ったものばかりを食べたりしてしまうため、さらにだるさが増して「夏はいつも調子が悪い…」悩む方もいるでしょう。
体に負担がかかる時期だからこそ、バランスのよい食事をして暑い夏を乗り切りたいものです。
◆初夏の旬食材
初夏に旬の食材を知っておくと、旬のものをおいしく食べられそうですよね。
まず初夏が旬の野菜を見ていきましょう。
「初夏に旬の野菜」
・アスパラガス
・ピーマン
・ゴーヤ
・きゅうり
・トマト
・なす
「初夏に旬の魚」
・アジ
・イワシ
・初ガツオ
・アユ
・サワラ
などです。
野菜も魚もたくさんの種類がありますね。
◆初夏におすすめメニュー
上記の旬の食材を使用した、初夏におすすめのメニューを紹介します。
【アジの南蛮漬け】
アジの南蛮漬けは、ピリッと酸っぱく、夏でもさっぱりと食べられる一品です。
「材料」2人分
・アジ 2尾
・玉ねぎ 2分の1個
・にんじん 30g
・ピーマン 1個
・酢 50ml
・出汁 100ml
・砂糖 大さじ1
・しょう油 大さじ2分の1
・塩 少々 ・鷹の爪 少々
・片栗粉 適量
「作り方」
- 準備として、玉ねぎとピーマンは薄切り、人参は薄切りから棒状に切っておく。
- 酢、出汁、砂糖、しょうゆ、塩、鷹の爪(小口切り)はステンレスのバッドに入れて混ぜ合わせておく。
- アジは三枚おろしにし、三等分にして塩を振り10分おく。水気が出てきたら、ペーパーで拭き取り、片栗粉を薄くつける。
- 鍋に油を入れて160度になったら切った野菜(玉ねぎ、人参、ピーマン)をさっと揚げる。そして、バッドで混ぜ合わせておいた調味料に入れる。
- 油を170度にして、アジを揚げる。からっと揚がったら野菜と同じ調味料につける。
- 冷蔵庫で冷やす。
旬の食材を使用した「アジの南蛮漬け」は、冷蔵庫で冷やしているので、さらにさっぱりと食べられそうです。
また、アジが旬のときにはアジをたたきにして、大葉やみょうが、ごまなどを混ぜ合わせ、しょうゆをかけて食べてもさっぱりしていていいですね。
年々暑くなっていく夏に負けないよう、旬のものをしっかりと食べたいものです。