時期は過ぎてしまいましたが、3月3日の「ひな祭り」について書かせていただきます。
今回は、ひな祭りの意味やひな祭りに食べることが多い、ちらしずしに注目していきます。
◆ひな祭りに何をしますか?ひな祭りの意味は?
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事で、「桃の節句」とも言われます。
「桃の節句」は、七草・端午・七夕などと並ぶ五節句のひとつであり、5月5日が男の子の節句であることに対して、3月3日を女の子の節句としたそうです。
「桃の節句」と言われるのは、3月3日ごろに桃の花が咲くことや、かつては桃の花が魔除けの効果を持つとされていたことが理由です。 ひな人形は、お雛様に女の子の災いを身代わりに引き受けてもらうためとも言われています。
そうした願いから、ひな人形を飾り、健やかな成長を祝うことに繋がっていったそうです。
◆見た目も楽しいちらしずしでひな祭りのお祝いを
ひな祭りに食べるものの定番「ちらしずし」
見た目も華やかでみんなでワイワイと食べられるので、お祝いの席には最適ですよね。
ちらし寿司は、酢飯の上にマグロやエビなどの海鮮系や卵などをのせるのが一般的ですが、「食材を散らす」ことから「ちらし寿司」となったそうです。
具材を変えるだけでも、違う楽しみ方ができそうですよね。
◆この時期旬で、ちらしずしにもおすすめの食材
ちらし寿司の具材に決まりはありませんが、代表的なものには意味があります。
「エピ」…長寿
「れんこん」…見通しが良い
「豆類」…まめに働ける
こうした思いが込められていますが、この具材と合わせてこの時期ならではの具材を入れてもいいですね。
例えば、菜の花やたけのこ、ごぼう、エンドウ豆など旬ならではの食材を味わってみてはいかがでしょうか?
◆ひな祭りらしい、ちらしずしレシピの紹介
女の子が好きそうなものといえば、ケーキや花形などのかわいいものですよね。
それならば「ちらし寿司ケーキ」がおすすめです。
「ちらし寿司ケーキのレシピ」
材料
・ご飯(2合)
・きゅうり 3分の1本
・人参 100gくらい
・むきえび
・サラダ油 小さじ1
作り方
- 人参は1センチ幅の輪切りにして、花形で抜く。きゅうりは薄く輪切りにする。
- むきエビは背ワタを取り除く
- 鍋に湯をわかし、花形人参をやわらかくなるまでゆでる。その後、むきエビも茹でる。
- ボウルに酢、砂糖、塩を入れて酢飯を作る
- 炒り卵を作っておく
- 丸い型に炒り卵をしきつめ、半分の酢飯を敷き詰めてラップで包む。
- 上下を返して型から取りだす
- むきエビや人参、きゅうりなど好きなものを飾って完成
年に1度の行事ですから、家族や親戚などみんなで集まって楽しくお祝いしたいですね。