寒い冬は動くのも億劫で、掃除もなかなかはかどりませんよね。
さらに換気をしようにも寒くて窓を開けようという気分にもなりません。
ところが、ホコリは夏より冬の方が溜まりやすく、気がついたらホコリの塊が…なんてことも。
ホコリの中で過ごしていたら、体にもよくありません。
そこで今回は、冬のホコリ対策について見ていきましょう。
◆冬は空気が乾燥しがちでホコリが発生しやすい
冬は気温と湿度が低くなるため乾燥しがちです。
さらに布製品からもかなりホコリが発生します。
よく考えてみると、夏と比べて冬はコートやセーター、ひざ掛け、コタツ布団など、これだけでも布製品でいっぱいですよね。
これではホコリが多くなるのも頷けます。
また換気をしないこともホコリがたまる原因になります。
◆意識してこまめに換気し、ホコリを払いましょう
気候がいいときには外の空気を吸いたくなるものですが、寒い冬は窓すら開けたくありませんよね。
玄関だって開けたらすぐ閉めて、なるべく寒い空気は入れない…という方も多いでしょう。
しかし、ホコリは閉め切った部屋の中で溜まっていきます。
さらにエアコンの温風によってホコリを巻き上げ、それが部屋の隅などに溜まっていくのです。
ホコリにはダニやカビの胞子が含まれているといわれており、もちろん健康によくありません。
また、ホコリがコンセントや電源プラグ溜まることによって火災を招く可能性もあります。
そのため換気をすることで空気を動かし、ホコリを外に出す必要があります。
寒いですが、意識をしてこまめに換気をすることが大切ですね。
◆ホコリをなるべく溜めない方法
換気ももちろん大切ですが、ホコリをなるべく溜めないように工夫をしておくと日々の掃除も楽になります。
以下で対策方法を紹介します。
(1)家に入る前にはホコリを落とす
外を少し歩いただけでもコートなどには、ホコリや花粉などがついています。
そのため、玄関のドアを開ける前にホコリを払って落としておきましょう。
(2)空気清浄機を使用する
空気清浄機を使用すると、さらに細かいホコリや花粉が取り除けます。
外ではたいて、更に空気清浄機を使用すればかなりの効果が期待できます。
(3)加湿器を使用する
加湿器は乾燥対策には必須ですよね。
乾燥は肌にもよくありませんし、ホコリも舞い上げてしまいます。
適度に湿度があることで、ホコリも落としやすく、掃除もしやすくなります。
(4)布製品を少なくする
ホコリは布から出やすいので、なるべく布製品を置かないことも効果的です。
すべてをなくすことは難しいですが、カーペットを使用しないことやレザー製品を使うなどの工夫はできます。
(5)柔軟剤での水拭き
柔軟剤には静電気の発生を抑える効果があります。
そのため、水で薄めた柔軟剤を雑巾に浸してホコリが付きやすい場所を拭き掃除しておくだけでもホコリを寄せ付けない効果があります。
冬の掃除はついつい面倒になりがちですが、部屋にいるとホコリは目につきますよね。
少しの工夫でホコリを寄せつけないようにして快適に過ごしましょう。