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投稿日: 2023/01/31 作成者: アールメイド

なぜ「お年玉」というの?

大人は頭を抱え、子どもはウキウキする「お年玉」

では、なぜ「お年玉」というのかご存じですか? ここではお年玉の由来や相場などをご紹介していきます。

◆お年玉の由来とは?

お年玉といえば「お金」ですよね。

ただし、もともとは「お餅」だった…そうです。

これには「年神様」が関係しているといいます。昔は、新年の初めに年神様から新年の「魂」をわけていただく…と言われていました。

しかし、魂をわけていただくといってもどうやって行うのでしょうか? それは、餅玉に家にいらした年神様の御魂が宿り、それを家長に「御年玉」として分け与えたことだと言われています。

◆お年玉の意外なマナー

お年玉は誰にでもあげていいと思いがちですが、実は誰にでもあげていいというわけではありません。

また、その他にもマナーがあります。

下記で見ていきましょう。

「お年玉をあげてはダメな人」…自分より目上の人、年上の家族

※上司の子どもの場合などは、現金にはせず、図書カードや商品券などがいいとされています。

「お札はどうする?」…新札で包むのがマナーとされています。年末年始金融機関はお休みになってしまうので、早目に用意が必要です。ですが、急に必要になった場合や金融機関に行けなかったときには、なるべくシワのないきれいなお札を選べば問題ありません。

「お札の折り方」…お札の折り方にも決まりがあります。お札の左側を先に折り、肖像が内側にくるように三つ折りにします。そして、ポチ袋を表にし、折った紙幣がさかさまにならないよう表を上にして入れます。 「硬貨の入れ方」…硬貨も絵柄がある表を上にしていれましょう。

「金額」…金額は奇数がよいとされています。4や9の「死」や「苦」を連想する数字はやめておきましょう。

◆近年のお年玉の相場

「お年玉っていくらあげたらいいの?」と悩みますよね。

近年のお年玉の相場を見ていきましょう。

・乳幼児(0~2歳)…0円

・未就学児(3歳から6歳)…500円、1000円(まだもらったことを親に言うのを忘れる可能性もあるので、親がいる前で渡すのが良い)

・小学校低学年(1年生から3年生)…1000円から3000円

・小学校高学年(4年生から6年生)…3000円

・中学生…5000円(4000円は避ける)
・高校生…5000円か1万円

・大学生…あげないが大多数。あげるなら1万円が相場。

祖父母や親戚との関係性や経済状況でも違ってくるので、多少の差はあります。

◆お年玉の本来の意味を知ることで、より一層気持ちを込めて渡せますね

大人にとっては「お年玉」といえば、ただお金が出ていくという頭の痛い問題だったかもしれません。

しかし、昔からの本来の意味を知ることで「今年1年、元気でいてね」と気持ちを込めて渡せるでしょう。

あげる方ももらう方も、どちらも気持ちの良いものでいたいですね。

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