お正月は、おせちを食べるのが定番ですが、だんだんとおせち離れも起きています。
おせちはもともと正月だけのものではなく、神様にお供えするものを「おせちく」と呼んでいたそうです。
そのときに土地のものをお供えしていたのが、食文化が豊かになるにつれて今のおせちができたと言われています。
また、正月は神様や主婦にも休んでもらおうと保存がきくものが中心になっています。
そのため、味の濃いものや冷えても平気なものとなっているのですね。
◆どんなおせちを作っていますか?
あなたはどんなおせちを作りますか?
必ず手づくりをするという方もいれば、買ってくるという方もいるでしょう。
現在は通販でも簡単に買えますよね。
残ると困るので、家族が好きな物を買ってきたり手づくりしたりするという方も多いのではないでしょうか。 手作りをするという人の中で多いものは、田作り、紅白なます、栗きんとんなどのようです。
◆準備するのに手間もお金もかかるおせち。でも、子どもの口には合わないことも
おせちを作るとなると、具材を買ってくることから始まり、下ごしらえ、そして調理となるため手間とお金がかなりかかります。ガス代だって馬鹿にできませんよね。
ずっと調理をしている人の負担も相当です。
しかし、その割にあまり人気でない場合も…。
特に、お子さまには人気がないようですね。確かに、味の濃いものやどちらかといえば地味なイメージのもの、冷たいなどが多いのでお子さまには食べやすいとは言えないでしょう。
伊達巻や栗きんとん、数の子などご家庭によっても違いますが、すぐになくなってしまう人気のものやいつまでたってもなくならないものまで…。結局、作った人が頑張って食べる…なんてこともありますよね。
◆新・おせち提案!自分や家族の好物を取り入れた家庭ごとのおせちも…。負担じゃないお正月の定番料理があると、準備も楽しくなります
昔ながらの型のままだと「おせちを作るときがとにかく面倒…」と言う方が多いかもしれません。お正月の定番だから作らなくちゃとなると、負担に感じてしまいますよね。
しかも、作っても喜ばれないなら準備も楽しくありません。
できることなら準備段階から楽しい気分でいたいものですよね、
それなら、そのご家庭の好きなものを重箱に詰めてもいいのではないでしょうか。
好きな物を買ってきたり、作ったりすれば、何だかパーティのようでウキウキしますよね。
また、例えばお正月だけお父さんがものすごく手の込んだものを作る…というイベントとしても1年に1度の特別感があって楽しそうです。
◆おせちに代わるおすすめの料理
おせちに代わる料理と聞いて何が浮かびますか?
やはりお祝い事なので、華やかなものがいいですよね。
例えば、お寿司系は彩りも豊かで、世代を問わず人気です。ちらし寿司や巻きずし、手まり寿司、みんなでワイワイ手巻き寿司もいいでしょう。
また、いつもよりワンランク上の食材ですき焼きや鍋もいいかもしれませんね。
「お正月をお祝いする」という気持ちがあれば、おせちにとらわれなくてもいいのかもしれません。
ご家庭に合わせた負担のない方法で、それぞれのお正月を楽しんでくださいね。