ギトギトと嫌な油汚れ。
油汚れの掃除は、年末の大掃除にやりがちではないでしょうか? ところが、油汚れの掃除に最適な季節は夏なのです!この記事では、油汚れ掃除は夏がよい理由を解説していきます。
◆キッチンの油汚れは夏がオススメ!
実は、暑い時期はキッチンの油汚れが比較的緩みます。
その理由は、夏は温度と湿度が高くなりますが、油は温度と湿度に弱いので付着している油分がやわらかくなります。やわらかくなれば、汚れは必然と落としやすくなりますよね。
逆に寒い時期は固まってしまうので、年末の大掃除に汚れがカチカチで苦労している人も多いのではないでしょうか?
冬にゴシゴシこすりすぎて、傷をつけてしまったり、腕が痛くなってしまったり…。 そのため、年末にやりがちなキッチンの本格的な掃除は夏がオススメなのです。
◆五徳は、重曹水で煮ると汚れが浮いて落ちやすくなる
ガスコンロの五徳の汚れってどうしていますか?
汚れがつきやすい場所なのに、形が複雑なので掃除がしにくくちょっと厄介な所ですよね。
しかし、そのままにしていたら汚れが落ちなくなるばかりか見た目にもよくありません。
五徳の汚れを楽に落とすには、重曹で煮るのがオススメです。
「煮ちゃうの??」と思うかもしれませんが、スルっと簡単に落とすことが出来ます。
重曹は、アルカリ性の性質があります。このアルカリ性の性質が、油汚れや焦げ付きなどに高い効果を発揮してくれるのです。
では、五徳を煮て汚れを落とす方法を見ていきましょう。
「用意するもの」
・ホーローかステンレス製の五徳が入る鍋
・重曹
・古い歯ブラシかスポンジ
「掃除の方法」
①五徳が入る鍋に重曹大さじ2杯を入れて火にかける
②沸騰したら、五徳を入れる(弱火で)
③5分程煮込んだら取り出して冷ます(熱いので注意)、または鍋に入れたまま冷めるのを待つ
④スポンジや歯ブラシでこする
これで完了です。意外と簡単に出来るのでいいですよね。
◆キッチン回りオススメ洗剤の紹介
キッチンの油汚れ用の洗剤には様々な種類がありますが、ここでオススメの洗剤をご紹介します。
「花王マジックリンスプレー」
コンロ・グリル・換気扇・レンジフードなどにもオススメ。スプレータイプなので気軽に使えて便利です。
「茂木和哉 なまはげ 油汚れ用」
テレビなどでよく聞く、「茂木和哉」シリーズ。油汚れに直接スプレーするだけで、ゴシゴシ要らず。業務用クラスの洗浄パワーで落としてくれます。
「ウタマロクリーナー」
コンロ周りだけでなく、シンクの石鹸カスや水垢にも使えるので便利。汚れた部分に直接スプレーし、しつこい汚れは5分ほど置いて拭き取るだけ。アミノ酸系のため、手肌や環境に優しいのが特徴です。
「リンレイ ウルトラハードクリーナー 油汚れ用」
お掃除のプロも認めているという、超強力洗剤。今まであきらめていた固まった汚れも徹底的に落とします。除菌も出来るので、これ1本あればキッチンのお掃除に最適。
油汚れの掃除は、ほっておけばおくほど面倒になります。夏の時間を利用して掃除をしてみてはいかがでしょうか?