暑いときは何もしたくないと思うのが現状ですが、夏こそ洗濯や掃除が適切ということをご存じですか?
大掃除というと冬のイメージがありますが、冬は寒くて乾きにくく掃除をするのも一苦労です。
しかし、夏は乾きやすく、明るい時間も長いので洗濯や掃除がしやすいのです。
また、掃除中に換気をしやすいというメリットもあります。 夏に大型アイテムの洗濯や掃除しておいて、冬の大掃除に楽をしてみませんか?
◆夏の間に洗濯しておきたい大型アイテム
夏の間に洗濯しておくとおきたい大型アイテムは以下のものが挙げられます。
・カーテン・レースカーテン
・ラグ
・カーペット
・寝具 それぞれの洗濯方法を見ていきましょう。
①カーテン・レースカーテン
最初に洗濯表示の確認をしてみてください。
洗濯機で洗えるものがほとんどですが、中には手洗いのみという場合もあります。
今回は、洗濯機を使用した方法をご紹介します。
カーテンを外し、カーテンフックも取り外す→洗濯ネットに蛇腹折りに畳んで入れる→洗剤を入れて洗濯機で洗う→脱水は短めにして、終わったらすぐに取り出す→物干し竿に干す(薄いカーテンやレースカーテンはカーテンフックをつけて、そのままカーテンレールにかけても大丈夫です) できればカーテンをかける前に、レールなどのホコリや汚れを落としておくと良いでしょう。
②ラグ
ラグは分厚いものが多く乾きにくいので、夏が適切だといえます。
1日で乾かない場合もあるので、天気は確認しておきましょう。 掃除機でラグのホコリやゴミを取っておく→ラグを折りたたみ、洗濯ネットに入れる→毛布洗いか大物コースで洗濯する→脱水後、直射日光を避けて干す
③カーペット
カーペットは、毎日掃除機をかけていても細かいゴミや汚れが入りやすいので、1年に一度は洗っておきたいものです。 カーペットは洗濯機には入らないため、浴槽で洗います。
ラグ同様掃除機でホコリやゴミを取っておく→40℃ほどのお湯を浴槽に張っておく(カーペットが浸かる程度)→浴槽の中にカーペットを入れ、ふみ洗いをする→洗剤や汚れが残らないようにすすぐ→足で何度も力を入れて踏んで水を切る→浴槽のふちにかけてある程度水を切る→水滴が垂れない程度になったら外で陰干しをする
④寝具
シーツや枕カバーは、1年中洗うことが多いのでここでは冬に使った毛布を夏に洗っておく方法を紹介します。
自宅で洗えるものとそうでないものがありますので、洗濯表示の確認はしておいてください。 毛布の汚れの多い面を外側にして折りたたむ→ネットに入れて手洗いコースで洗う→干して半乾きのとき、洋服のブラシで上から下にブラッシングしておく(なめらかな仕上がりになる)
◆夏なら冷たい水を浴びても気持ちよく掃除することができる箇所
冬は水で掃除するのはつらいですよね。
だからこそ、夏にたとえ水を浴びても気持ちよく掃除できる箇所と掃除方法をご紹介します。
夏に掃除をしておくのは以下の場所がおすすめです。
・窓
・サッシ
・網戸
・ベランダ それぞれの掃除方法を見ていきましょう。
①窓
窓の外側は砂ボコリなどで汚れていますが、夏なら水をジャブジャブかけられます。
ホースが窓に届く場所であれば窓に直接水をかける(ホースが届かなければバケツに水を汲み、ワイパーで水をかけていく)→汚れがあればこする→流して水切りワイパーで水を切る
②サッシ
サッシも窓と一緒に掃除をして行きましょう。
サッシブラシや掃除機で大きい汚れやほこりを取る→細かい汚れは歯ブラシや爪楊枝で掻き出す→水で洗い流す→乾いた雑巾で水気を拭き取る
掃除の仕方は1年中変わりませんが、夏にやるといいのは窓を開けっぱなしにしても寒くないので換気ができ、水気をきれいに拭き取れなくてもすぐに乾くことですね。
③網戸
網戸も窓と同様にかなり汚れています。
更に汚れが溜まると、風通しも悪くなってしまいます。
網戸掃除はホコリが部屋に入らないように、必ず窓を閉めて行ってください。
洗車用のブラシなどで横から横に汚れを落としていく→水に濡らしたスポンジで網目に水を通していく→最後に水拭きでスポンジの水を吸いとる
④ベランダ
ベランダも夏に掃除をしておきたい場所です。
ベランダの手すりや室外機、壁などを水拭きしておく→ベランダの床を掃き掃除する→床に水をまきデッキブラシでこする→流して排水口の掃除をする 汚れがひどい場合には、重曹を振りかけて水と一緒にこすると落ちやすくなります。
まとめ
夏は、水を使用しても気持ちがよいくらいなので、思いっきり洗濯や掃除ができそうです。
あっという間に乾いてしまうので、冬に行うよりもいいかもしれません。
冬に大変な思いをしないためにも、夏に大きなものは洗濯や掃除をしておく方がおすすめだといえます。 しかし、最近は猛暑が多いのでくれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。