梅雨に向けてのカビ対策

ジメジメとした梅雨が始まると気分も沈みがち…。

湿気が多く雨ばかりで、掃除も思うようにできないこの時期に気になるのが「カビ」ではないでしょうか？

お風呂に入ってリラックスしているとき、カビが目についてしまったら良い気分も台無しですよね。

梅雨の時期のカビはあっという間に広がってしまい、掃除をしないでそのままにしておくと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

カビをなるべく発生させないためにも、カビができる原因や発生しやすい場所を知っておいて日頃から気を付けておくことをオススメします。

もし、カビが発生してしまっても慌てないでください。

この記事では、カビの原因や予防に加えて、カビが発生してしまったときの対処方法もご紹介していきます。 梅雨のカビ対策の参考にしてみてください。

なぜカビは発生するのか？

皆さんはカビの３つの生育条件をご存じですか？

それは「温度」「湿度」「栄養」なんです。

詳しく生育条件の内容を見て行くと、

・「温度」…０℃から４０℃で繁殖するが適温は２０℃から３０℃

・「湿度」…６０パーセントで発生しやすくなり、８０パーセント以上では活発に繁殖

・「栄養」…ホコリや垢などの汚れが大好物 以上がカビの発生原因ということは、梅雨の時期はまさにカビにとって最適だということがわかりますね。

カビが発生しやすい場所

上記の3点に当てはまる場所にカビが発生しやすいということは、家庭の中では以下場所で多くカビが生えると考えられます。

・キッチン

・浴室・洗面所など水回り

・窓ガラス（結露が多くなるため）

・カーペットや絨毯 普段の生活に必要な場所ばかりであることがわかりますね。

カビを発生させないための予防方法

カビを発生させないためには、カビが好まない状況を作ることです。

・キッチン

キッチンでは、水分と食材がカビの主な発生原因です。

そのため、料理中に飛び散ったものはその場で素早く拭きとるように心がけます。

1日の終わりにはシンク周りや蛇口などの水分を拭き取ると良いでしょう。

その際には乾いた布巾や雑巾を用意し、水分を吹き上げます。

・浴室・洗面所

浴室と洗面所は水分と洗い流した際の髪の毛やホコリがカビの原因です。

毎日排水溝の髪の毛を取ることは大変かもしれませんが、1週間に1度は取るようにしましょう。

浴室は特に水分が多いのでカビが生えやすいです。

お風呂から出るときに水滴を全て拭き取れればいいのですが、なかなかそうもいかない場合はスクイジーで水気を切るようにしておくといいでしょう。

また、換気扇の使用や日中に窓を開けて浴室内を乾かすことが大切です。

・窓ガラス

梅雨の時期は特に結露が多くなる窓ガラスは、ガラスにとゴムパッキンにカビが発生します。

結露を見かけたらすぐに拭き取ることが大切です。

簡単にできる方法として、新聞紙で水分を拭き取ると良く吸い取れ、さらにガラスもきれいになります。

・カーペット・絨毯

カーペットや絨毯は、空気が通りにくく湿度が上がりやすくなります。

さらに食べこぼしやうっかり飲み物をこぼすことも…。 手軽に洗えるものではないので、こまめに掃除機でホコリを取ることと、湿気が多い裏側をめくって風を通すことが大切です。

カビが発生してしまったら…？

予防をしていても、カビが生えてしまうことはあります。

カビが生えてしまったら、キッチンや浴室の黒カビは余程ひどくない限りはスポンジなどでこすれば落ちるでしょう。

また、市販のカビ取り剤や塩素系の漂白剤で取り除くこともできますが、使用の際はゴム手袋やマスクを着用し、換気を良くして行うようにしてください。

窓ガラスやゴムパッキンのカビは、台所用の中性洗剤を薄めたものをスプレー容器に入れ、カビにスプレーし、少しおいてから濡れ雑巾でしっかり拭き取ります。

カーペットや絨毯は、アルコール消毒液でとることができます。

雑巾にアルコール消毒液をスプレーし、広げないように外側から内側に向かって拭いていきます。 これでも落ちない場合は、買い替えをするかクリーニングに出すのが良いでしょう。

まとめ

梅雨の時期の大敵は「カビ」ですよね。

しかし、こまめに掃除をしようと思っていても「忙しくて時間がない」「やりたい気持ちはあるんだけど、体が動かない…」など、なかなか思うようにはかどらないのが現状ではないでしょうか？

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