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投稿日: 2021/02/01 作成者: アールメイドコラム担当

家事分担の割合は?夫婦共働きを継続するためのポイントについて

最近、テレビやニュースで「共働きの家庭は、夫婦で家事を分担するのが当然」という風潮で語られる場面を見かけるようになりました。

たしかに、共働きでは、夫婦のどちらかが家事を多く負担するのは不公平かもしれません。しかし一昔前までは「家事は女性がするもの」というのが家庭に対する一般的なイメージでした。この固定概念は、すでに払しょくされているのでしょうか。

この記事では夫婦共働きの家事分担の実態と、共働きをするメリットとデメリットを解説していきます。

夫婦共働きの実態とは

夫婦共働きの家庭において、妻は夫より家事を多く担当する傾向にあることが、政府の調査によりわかっています。さらに子どもがいる家庭では、妻は夫の3倍以上の家事をこなしているそうです。

また平日よりも日曜日のほうが妻の家事時間は増えています 。一方で夫は日曜日にはあまり労働をしない家庭が多く、妻の家事時間は夫の4倍以上にのぼります 。

夫婦共働きの生活スタイルは、社会に広く浸透しました。しかし「家事は女がするもの」という意識が、まだまだ根強く残っている様子がうかがえます。

家事はやることがたくさんあります。無理なく夫婦共働きを続けるには、家事の分担を改善していく必要があるかもしれません。もし夫婦で家事の分担内容を見直す場合は、普段どのような家事をこなしているか書き出しておくと、話が進めやすくなります。
夫婦で共働き、家事分担が上手くできなかったり、大変なこともたくさんありますが、夫婦共働きにもメリットはあります。

次からは、夫婦共働きのメリットについて紹介していきます。

夫婦共働きのメリット

夫婦共働きは家事と仕事の両立が大変ですが、次のように多くのメリットがあります。

  • 世帯あたりの収入が増え、経済的余裕が生まれる
  • 計画的な貯蓄をしやすい
  • 年金の受給額が増える
  • 失業などによるリスクを分散できる
  • 夫婦どちらも社会とのつながりを持てる

夫婦共働きは、経済的な余裕を得られることが大きなメリットです。計画的に投資や貯蓄もできるため、将来設計もしやすくなります。また収入などの条件によっては夫婦ともに厚生年金に加入できるため、将来の年金受給額もアップします。

また、夫婦がともに働ける状態にしておくと、安心感があります。夫婦のどちらかが失業や休業などにより働けない状況になっても、急に収入が断たれるリスクを減らすことができます。

妻が専業主婦の場合は、どうしても家庭内のことに目が向きやすくなり、閉鎖的になる傾向があります。しかし夫婦共働きでは、妻も社会とのつながりを持つことができるので、やりがいや達成感をもった生活を送れるでしょう。

夫婦共働きのデメリット

一方で、夫婦共働きにはデメリットも存在します。これから夫婦共働きを考えている方は、メリットとデメリットの両方をよく検討するようにしましょう。

  • 子どもを保育園に預ける必要がある
  • 家事がおろそかになってしまう場合がある
  • 家族との時間が減ってしまう可能性がある

子どもがいる場合は保育園に預ける必要があるため、費用がかかります。また保育園のお迎えに合わせて退勤する必要があるので、フルタイムで働けない可能性もあります。

仕事で疲れている状態では、家事に身が入らないことも少なくありません。家事の時間もあまり確保できないため、つい作業が大雑把になってしまいます。

共働きの家庭では、家族団らんの時間が減ってしまいます。特に勤務スケジュールが日勤や夜勤などで不規則な場合は、顔を合わせずに一日が終わってしまうこともあるかもしれません。

夫婦共働きを継続するコツ

夫婦のどちらか一方が無理をしているようでは、夫婦共働きは長続きしません。では、夫婦共働きを継続するにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。

まず、家事の負担を分散させることが大切です。一人が家事を支えている状態では、何かイレギュラーが発生した際に、簡単に生活バランスが崩れてしまいます。夫婦や家族で家事の役割を決めておくと、生活が安定しやすくなります。

家事や育児に完璧を求め過ぎないようにするのもポイントです。家事や育児には明確なゴールがありません。ときには「掃除は週末にまとめてする」「ワイシャツはクリーニングに出す」など適度に手を抜いて、家事を無理なく続けられるような調整も必要です。

「家事をしたくない!」という日には、家事を代わりにやってくれるサービスを使うのもおすすめです。家事代行サービスと聞くと「家事をさぼっているような気がする……」と感じるかもしれませんが、サポートを受けるのは決して悪いことではありません。

どうしても気になる場合は、普段なかなかできない家事や、苦手な家事などを選んで代行サービスを使う方法もあります 。

まとめ

夫婦共働きの家庭が増えた一方で、家事の分担割合はまだまだ女性に偏っているというのが現状です。

仕事から帰ったあとに、家事や育児をするのは大変な重労働です。仕事と家庭生活を両立するには、いかに家事の負担を分散させていけるかが重要といえます。

普段なかなかリフレッシュできないという方は、家事代行サービスなどを使って、自分の時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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