家事と一言でいっても、その種類は実にさまざまです。掃除や洗濯、料理などのよく知られているものだけではなく、ごみの分別や玄関の靴の整理など、明確な名前が付かない作業もすべて家事として分類されます。
その一つひとつになにかと時間を取られるので、コツや時短テクニックを知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、意外と知らない家事の内容や種類を詳しく紹介します。家事のコツや時短テクニックもまとめましたので、少しでも手間を減らしたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
家事の種類や内容、ポイント
日常的に行なう家事には、意外と多くの種類があります。
ここでは、家事の種類を以下の4つに分け、その内容やポイントを紹介します。
片付け
床に出したままになっていたり、テーブルの上が雑然としていたりする場合に、散らかっているものを整理・整頓して、本来あるべき形に戻します。
目に見えているものを一度にすべて整えようとするのではなく、片付けなければならないものを一度収納ケースなどにまとめて入れるのがポイントです。洗濯中などの手が空いたタイミングで、収納ケースに入れたものを少しずつ整理すると、効率良く片づけを進められます。
掃除
じゅうたんを敷いているすべての部屋に掃除機をかけたり、フローリングがある場合はモップなどで拭き掃除をしたりします。他にも浴室やトイレ、キッチンなどの水回りは定期的に掃除を行なう必要があるでしょう。
こまめな掃除を怠っていると、水回りはすぐに水垢などが付着して頑固な汚れになってしまいます。時間が経てば経つほど落としにくくなってしまうので、目にとまった汚れはなるべく早いうちに掃除を済ませることが大切です。
洗濯
衣服は毎日着るものなので、放っておくとすぐに洗濯物がいっぱいになってしまいます。洗い忘れがないように家の中の洗濯物を回収し、洗わなければなりません。
洗濯した衣服は一枚ずつ丁寧に干し、しっかり乾燥させたら畳んでタンスやクローゼットに収めるまでが一連の流れです。自然乾燥したままだとシワになりやすいものなどは、アイロンがけをする工程も追加されます。
料理
その日のメニューに必要な食材を調達するための買い出しや、朝食・昼食・夕飯の調理などが具体的な作業です。もちろん、毎日何を食べるか考える「献立を決める作業」も料理のうちに含まれます。
栄養バランスなどを十分に配慮した献立を毎日考えることは難しい場合もあるでしょう。そういったときは、あらかじめ一週間分の食事内容を決めておき、調理するだけの状態に整えておくのがおすすめです。
名もなき家事
ここまで紹介してきたもの以外にも、具体的な名前を付けられない家事はたくさんあります。ごみの分別やトイレットペーパーの補充、シューズボックスの整理なども家事の一つです。
無数の名もなき家事は、「その作業が家事であること」を認識することから始めることが大切です。そのうえで、効率化の方法を考えましょう。
日ごろの家事を楽にするコツを紹介!
家事は毎日続くことだからこそ、少しでも時短を目指したいと考える人は少なくありません。ここでは、日ごろの家事を楽にするちょっとしたコツを紹介します。
気が付いたときに掃除する習慣を身につける
汚れに気が付いたときにすぐきれいにするよう心がければ、あとから時間をかけて掃除しなくてもきれいな部屋を保てるようになります。
特に、日常的に使う洗面台や浴室、トイレなどは汚れに気が付いたらその場で掃除する習慣を身に付けると、こびりついた汚れに悩まされなくなるでしょう。
料理は作り置きしておく
あらかじめ、まとまった量のおかずを作り置きしておけば、お弁当を早起きして作るときでも随分と楽になります。朝食の付け合わせにもできるので、朝の準備がスムーズになるでしょう。一週間分の献立を事前に考えておけば、作り置きもしやすいのでおすすめです。
自宅に置いてあるものを減らす
家にものがあふれていると、雑然として整理しにくくなってしまいます。家に置いておくものを選別して全体の量を減らすと、掃除もしやすくなり、整然とした部屋を保てます。
気分転換も兼ねて、思い切って処分するのも良いでしょう。不要になったものはリサイクルショップやフリマアプリなどで売却すると、まとまった金額になることも少なくありません。
家事代行サービスを利用してみる
あまり得意ではない家事があれば、家事代行サービスを上手に利用するのも一つの方法です。苦手な家事を無理にする必要がなくなり、自分のために使える時間も増やせます。
体調が思わしくなく家事に手が付けられない日や、家族が全員忙しくて家事に時間をかけられない場合も、家事代行サービスを活用すると便利です。
まとめ
家事の種類や内容、コツなどについて紹介してきました。普段から気付いたときに少しずつ掃除をする、料理は積極的に作り置きをするなどのちょっとした工夫を積み重ねて、少しでも家事にかかる負担を減らしましょう。
どうしても苦手な家事があったり、忙しくて家のことには手が回らなかったりする方は、家事代行サービスの活用を検討するのも選択肢の一つです。プロの力を借りて自分の時間を作ると、日々の生活にゆとりを持たせることができるでしょう。