家事代行にくるのはどんな人？会社による違いも確認！

家事代行サービスを依頼すると、一通りの家事スキルを身につけたスタッフが自宅まで派遣されます。基本的に顔を知らない赤の他人がくるので、特に初回依頼時は「どんな人なんだろう？」と少し不安を感じることもあるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、家事代行サービスのスタッフ事情や、会社による違いについて解説していきます。

家事代行サービスのスタッフはどんな人が多い？

家事代行サービスのスタッフはどんな人が多いのか、年代や特徴について解説していきます。

50代～80代の家事ベテラン女性スタッフが中心

家事代行サービスのホームページや求人を見るとわかりますが、圧倒的に女性スタッフが多いです。男性スタッフもいないことはないのですが、依頼者側からNGが出やすいため、見かける機会は極めて少ないでしょう。
女性スタッフについては50代～80代の主婦層が多く、料理・掃除・洗濯といった家事全般をそつなくこなせます。家事スキルはベテランの域に達しているため、それを仕事にしている方が多いようです。

会社によっては家政婦やヘルパー経験者を雇っているので、経験やマナーについても信頼が置けます。また、ホームページ上にスタッフの顔写真や経歴を載せている会社もあるため、その辺りもチェックしてみるといいでしょう。

なお、外国人労働者の受け入れ政策推進によって、家事代行サービスでも外国人スタッフの割合が増えています。コミュニケーションや文化の違いに不安を感じるなら、こちらも事前に確認しておいたほうが無難です。

明るくてコミュニケーションが得意な人が多い

スタッフの選考基準は会社によって異なりますが、基本的に明るくてコミュニケーションを得意とする人が多いので、「他人と話すのは苦手…」という方も気軽に依頼できます。

そもそも家事代行は他人のプライベートな空間に入り込む仕事であり、依頼者と直接顔を合わせて話す機会も多いため、コミュニケーション能力が高い方でないとスタッフとして務まらないのです。

また、家事代行はサービス業・接客業に該当するため、家事自体が好きな方や真面目で礼儀正しい方、誰かを喜ばせるのが好きな方なども多いようです。大抵の会社では、家事に関する研修やマナー研修がしっかりおこなわれているので、安心して依頼することができます。

信頼できる家事代行サービス会社の選び方

自分に合ったスタッフと出会うためには、まずは良質な家事代行サービス会社を選ぶことが大切です。会社を選ぶ際にチェックするべきポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

会社の得意分野はなにか

家事代行サービス会社と一口に言っても、それぞれ得意分野が異なるため、どこでも同じ仕事を依頼できるわけではありません。料理や洗濯など日常的な家事全般を得意とする会社もあれば、エアコンや水回りなど手入れしにくい部分の清掃に特化した「ハウスクリーニング」の業者もあります。

また、依頼者の要望に応じてオリジナルの料理レシピを開発したり、調理師資格を持っている熟練スタッフが対応したりするなど、会社によって独自のサービスを提供しているケースもあります。

どんなことを依頼したいのか、どの家事に注力して欲しいのかなど、自分のニーズを考慮しながら検討することが大切です。

社内には研修制度があるか

家事代行サービス会社の多くは、社内研修制度を設けています。家事スキル研修やマナー研修、現場研修などさまざまな研修をおこなっていますが、その内容は会社によってまちまちです。

近年、家事代行サービスの需要増加により、スタッフ不足に陥っている会社が増えているので、研修に時間をかけていない場合もあります。

質の低いスタッフが派遣される可能性もあるため、事前にホームページなどをしっかりチェックして、研修制度が充実している会社を選ぶようにしましょう。

スタッフの数と勤続年数はどれくらいか

スタッフの数が多く、なおかつ勤続年数が長い会社は職場環境が安定しているので、企業としての信頼性も高いと言えます。このような会社ならスタッフの質も高い傾向にあるため、安心して依頼できるでしょう。

また、ホームページ上でスタッフのプロフィールを公開している場合、保有資格や業務経歴についてもチェックしたいところです。家事代行サービスに関連する資格や経歴があれば、さらに信頼性は向上します。

スタッフが下請け業者でないか

家事代行サービス会社によっては、下請け業者や紹介先のスタッフを派遣しているケースがあります。これがダメというわけではありませんが、品質やユーザーサポートの観点から言えば、やはり自社スタッフを派遣してくれる会社のほうがおすすめです。

会社の組織図などを見て責任の所在をチェックしたり、コーディネーターとの打ち合わせ時に直接聞いたりするなど、事前によく確認しておきましょう。

まとめ

家事代行サービスを依頼すると、赤の他人を自宅へと迎え入れることになるので、特に最初は不安を感じるのも無理はありません。しかし、ほとんどのスタッフは基本的にコミュニケーション能力が高く、家事スキルやマナーに関する教育もしっかり受けているため、安心して仕事を任せられるはずです。

また、会社によってはスタッフ指名制度を設けているので、気に入ったスタッフがいたら今後も同じ方を派遣してもらうと、余計な気遣いも必要なくなるでしょう。