【事例別】家事代行サービスのトラブルと対策方法！

家事代行サービスに興味はあるものの「物が壊れたり無くなったりしないか」「料金を割り増しで請求されないか」などトラブルが気になって申し込めないという方も多いのではないでしょうか。自分の家を預けることになるので、不安があるのは当然のことです。

そこで今回の記事では、家事代行サービスで起こり得るトラブルを対策方法と合わせて、事例別に解説していきます。

家事代行サービスのトラブル事例　～家事編～

家事代行サービスでは、しっかり教育を受けたプロのスタッフが派遣されてきますので、トラブルが起こることはあまりありません。しかし、人間がやることですので、業者やスタッフの質を問わず、トラブル発生確率がゼロになることはありません。そこで、家事に関するトラブル事例を紹介していきます。

物品が破損する

家事代行のスタッフは細心の注意を払いながら作業しますが、それでも何らかのミスが原因で物品を壊してしまうことはあります。特に起こりやすい物品破損トラブルは、以下のような事例です。

• 洗い物をしている時、誤って食器を割ってしまう
• 掃除機をかけている時、壁や床、家具に傷が入ってしまう
• 掃除用の薬剤によって、家具が変色してしまう

人間のスタッフが作業する以上、このようなリスクを避けることはできませんので、どうしても壊されたくない物品があるなら、スタッフの手が届かない場所に保管したり、事前に触れないよう指示を出したりすることが大切です。

また、家事代行サービスを依頼する際は、業者が損害賠償保険に加入しているかチェックしたうえで、契約の手続きを進めるようにしましょう。

貴重品が紛失する

家事代行サービスでは、他人を家の中へ入れることになります。そのため、貴重品が盗難にあったり、誤って廃棄されたりするなど、紛失のリスクも避けられない問題です。特に家事をスタッフに一任して、家がしばらく不在となる場合、このリスクは上昇します。

貴重品を紛失したくないなら、金庫や鍵付きの引き出しなどセキュリティが高い場所に保管しておくのが一番です。また、可能なら貴重品がある部屋に入らないよう、あらかじめスタッフに指示を出しておくといいでしょう。貴重品をしっかり管理しているということが伝われば、スタッフも心置きなく作業できます。

家事のクオリティが低い

家事代行サービス業者の多くは、期待通りかそれ以上のクオリティで作業を完了してくれます。しかし、家事のクオリティは明確に定められているわけではないため、判断基準は人それぞれです。「部屋が思ったよりきれいになっていない」「依頼した家事がすべて終わっていない」など、判断基準の差異からトラブルに発展するケースもあります。

これについてはスタッフの理解不足や手抜きというより、認識のズレか作業時間不足が原因となっている可能性が高いです。作業完了後のトラブルを避けたいなら、家事に求めるクオリティをしっかり定めたうえで、事前に認識を合わせてから依頼することが重要となります。

また、依頼する作業が複数ある場合、優先順位を伝えることも効果的です。

家事代行サービスのトラブル事例　～契約編～

家事代行サービスのトラブルは、家事に直接関連するものだけではありません。契約の段階でもトラブルが起こる可能性はあるため、その辺りの事例についても紹介していきます。

料金トラブルが起こる

家事代行サービスにおける一般的な料金体系は、1時間ごとの料金に加えて、オプション料金や交通費がかかってくるというものです。ですが、細かい料金体系は業者やプランによって異なるので、よく把握していないまま依頼すると、想定外の費用が発生する可能性もあります。

また、作業内容によっても費用は変動するため、基本料金だけ確認して依頼するのは危険です。延長料金やキャンセル料も考慮しつつ、トータルでどのくらい費用がかかるのか、契約締結前に把握しておきましょう。

スタッフとの相性が悪い

派遣されるスタッフによっては、何となくウマが合わないと感じたり、コミュニケーションが取りづらいと感じたりするケースもあるでしょう。依頼者もスタッフも同じ人間であり、それぞれ性格や価値観が異なるため、相性の良し悪しが出てくるのは仕方のないことです。しかし、相性の悪いスタッフに依頼するとなると、家事を代行してもらっても逆にストレスが溜まりかねません。

業者によっては担当スタッフの変更や指名ができるので、その辺りも事前にしっかり確認しておきましょう。

スタッフを派遣してもらえない

家事代行サービスを利用したいのに、希望日にスタッフを派遣してもらえないというケースもあります。派遣の流れやスケジュールの決め方は業者ごとに異なりますが、一般的に作業時間や担当スタッフの条件を細かく指定すると、派遣が難しくなるようです。

「10時～19時までに終わればOK」「掃除と洗濯ができれば年齢は問わない」など、ゆとりのある条件を提示すれば、派遣してもらえる可能性が高まります。

まとめ

家事代行サービスはとても便利ですが、同じ人間が提供するサービスなので、絶対にトラブルが起こらないという保証はありません。しかし、スタッフが派遣される前にトラブル対策を講じれば、リスクを下げることは可能です。

また、家事代行サービスを利用するにあたり、優良業者に依頼することもトラブルの予防につながります。ホームページだけではなく、ネット上の口コミ評価などもチェックしつつ、信頼できる業者を選びましょう。