お盆も近くなってきていますので今回は仏壇の掃除について書いていこうと思います。
仏壇や神棚となると神聖な感覚があって掃除を欠かさないようにしたいところですが、
一方で先祖や神様に対して失礼にならないような掃除方法がいいと考えてしまいます。
しかしそのような
「理由付けをすることが掃除を進めなくさせる原因である」
ということはこのブログでも書いてきているので、
今回もいつもどおり効果的な方法という観点で紹介していきます。
(家に置ける大きさではありませんが)
まずはいつものように掃除する対象が何からできているのかを知ることです。
木部はカラ拭きが基本であり、
漆塗りには水拭きをしても水分を全てきれいに拭き取るようにします。
漆塗りを掃除する時は間違えないように注意をするものですが、
高級な仏壇以外は実は漆塗りではないことが多いので神経質になる必要はないかもしれません。
次は金箔をはりつけられた仏像ですが、
金箔掃除には水を使わないようにして、
刷毛などで周りのホコリを取るようにするのがいいです。
ただ金箔に指紋がついてしまうのはよくないので、
できることなら白手袋などをして仏壇の掃除をしましょう。
ちなみに、仏具洗剤というものも売っているのでそちらを使用してもいいと思います。
手を合わせるのは忘れないのに掃除をすることを忘れてしまうのが仏壇ですが、
意外にロウソクや線香の煙は粘り気があって周りを汚しやすいです。
全体をカラ拭きで掃除するだけでも効果はありますから、
お盆の時期だけといわず仏壇の掃除も欠かさないようにしましょう。