掃除の基本に戻って準備をしましょう

今回は「裏ワザ」ではなく掃除の基本に戻って書いていきます。

誰であれ家の掃除をするときは「自分のパターン」というものが既にあると思いますが、
それが「掃除の基本」に合っていない場合があるのでこの記事を参考に改めてみてください。

まずは掃除する方向である
「汚れを落とすときは上から下」
「汚れを掃くときは奥から手前」
「窓などを拭くときは下から上」
を確認して下さい。

このうち「窓を拭くときは下から上」ということが意外と知られていないのではないかと思います。

これは上から拭いていくと垂れてくる液が取れなくなることを予防するための方法です。

次も基本ではありますが「材質を知ってそれにあった洗剤や道具を使用する」というものです。

家庭での掃除だと「洗剤も道具も何であっても構わない、変わらない」と思いがちですが、
これもぜひ守ってほしい原則のひとつです。

たとえば合板でできたフローリングの継ぎ目に水が入ると板がはがれやすくなるので、
できるだけ乾いたもので拭くことが適しています。

同じく畳にも水をつけないほうがいいので掃除機をかけることを基本とします。

方向と素材を考えるだけでも理にかなった掃除を行うことができるので、
これまでの掃除方法と違っていたら合理的な方法を選ぶのがいいでしょう。